不眠症の原因と対策

不眠症の原因と対策

不眠症とは一過性のものではなく、慢性的に熟睡できない、布団に入ってもなかなか寝付けない、朝まで何回も目が覚めたりするような症状が継続している状態で、 近年、不眠に関する悩みを持っている人が急増しています。

  

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不眠症の原因

不眠症になってしまうと本当に辛いものです。眠りたいのに眠れない、そうなるとイライラしてきてしまう。色んな意味で弊害が出てきてしまいそうです。 いったい何が原因で不眠症と言うのが起きてしまうのでしょうか? 下記に考えられる原因を記述してみますので参考にしてみてください。
【環境による原因】 外の音がうるさかったり、暑すぎたり、寒すぎたり、一緒に寝ている人のいびきがうるさかったりなど周りの環境が原因で寝られない場合 【心理的な原因】 悩みごとや心配事などがあり、それを考えてしまって眠れなくなってしまう場合 また、ストレスを抱えている場合でも起こります。
【精神性疾患が原因】 精神科などを必要とする病気を患っている場合(うつ病や不安障害)、精神的に眠れなくなってしまったりすることがあります。
【生理的な原因】 看護婦のような昼夜の二交代や三交代の勤務みたいに昼夜メチャクチャな勤務で体内時計が狂いそうな生活の場合、海外旅行などで起きる時差ぼけの場合など生活リズムが崩れた場合
【その他、器質的な疾患が原因】「睡眠時無呼吸症候群」や、「むずむず脚症候群」などなんらかの原因で体が上記のような症状を起こす場合に不眠になる場合があるようです。 上記に挙げたのはほんの一例に過ぎませんが、該当する人で不眠症だと感じている方は専門の機関に行き、診断を受けることが早期対策の鍵になると思います。決して自分は大丈夫と過信しないようにすることも大切なことです。

不眠のタイプ

不眠症にはさまざまなタイプがあります。どういうタイプがあるのかここで少しご紹介してみたいと思います。
【寝つきが悪い】
いざ寝ようとして布団に入ってもなかなか寝付けないタイプを、入眠障害タイプと言います。しかし、このタイプは一度眠ってしまうと朝まで起きない場合が多く、不眠症に一番多いタイプと言えます。
【眠りが浅い】
ちょっとした物音で目が覚めてしまうなど、眠りが浅いタイプを熟眠障害タイプと言います。割りと神経質な人に多いタイプで、高齢者の方にも多いタイプです。
【朝早く目覚める】どんなに遅く寝ても朝早く目覚めてしまうタイプを早朝覚醒タイプと言います。起きてしまうとなかなか二度寝などできなく眠れなくなってしまう傾向があります。比較的高齢者の方や躁うつ病の方に多い症状だとされています。
【寝ている途中で起きる】
夜中に何度も目が覚めてしまって結局眠れなくなってしまうタイプを中途覚醒タイプと言います。この状態を繰り返すとトータル的には長い時間寝ているのに、熟睡ができていないために寝た気がしない、体がダルいというのが特徴です。

不眠症と言うのは身体の不調からくる場合も多いです。また、不眠症が続くと動悸、息切れ、めまい、頭痛、疲労蓄積など体調を崩したりイライラしたりして体にも負担がかかるようになります。そうなってしまうと日々の生活にも支障が出てきます。そうならない為にも、体調を治すようにするなど、体にも気を付けるようにすることが大切だと思います。

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不眠の症状

寝不足

【入眠障害】
寝ようとして布団に入ったにもかかわらず、何時間も眠ることができない症状です。こういう寝付きがよくない症状を入眠障害と言います。単に1日眠れない日があったからと言ってそれが入眠障害に値はしませんが、布団に入っても1時間以上眠れないと言う症状が1週間以上続いているというのであれば入眠障害の可能性が高いです。眠らなきゃ眠らなきゃと思うと余計に眠れなくなる悪循環に陥る可能性もあります。
【熟眠障害】
寝付きはいいのですが、夜中に何度も目が覚めてしまい、眠りが浅くなってしまって熟睡できないのがこの熟眠障害という症状です。途中で目が覚めるとこを中途覚醒と言いますが、目が覚めていることに気付かない人もいます。で、昼間、夜あんなに寝たのに眠いと感じてしまうようになります。
【早朝覚醒】
朝、本来起きる時間ではなくもっと早くに目が覚めてしまう症状を早朝覚醒と言います。この症状は一度目が覚めてしまうと、寝られなくなってしまいます。お年寄りの方によく見られる症状です。


不眠症対策

【入眠困難の不眠症】
この不眠症は布団に入ってもなかなか寝付けなかったり、まったく眠れなかったりする症状の不眠症です。
【中途覚醒の不眠症】
この不眠症は眠れるのは眠れるんだけど、夜中に何度も目が覚めてしまって結局眠れなくなってしまうような症状の不眠症です。
この場合はどんなに睡眠時間が長くても熟睡しているわけではないので、体がだるかったりボーッとしたりする可能性があります。【早朝覚醒の不眠症】
この不眠症はどんなに遅く寝ても朝早くに目が覚めてしまうという症状の不眠症です。起きる時間は個人差がありますが、3〜5時位には起きてしまうのではないかと思います。
上記のような不眠症の分類では一つだけ該当する人もいるし、全部に該当する人もいます。症状は重なれば重なるほど重いと言っていいでしょう。しかし、不眠症の人は自律神経のバランスも崩している場合が多いので交感神経が興奮してしまうために不眠症になってしまうというパターンが多いかもしれません。
不眠症がものすごく酷い場合、脳に障害がある可能性もありますので、あまりにもおかしいと感じたら脳外科の受診をしてもらうことをおすすめします。自分で改善できる不眠症と出来ない不眠症がありますので、少しでも変だなと感じた場合は専門のお医者様に相談してみましょう。


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